和紙造形は『新しい紙漉き』と言ってるだけに
伝統的な紙漉きとは対照的な位置にいると言えるかもしれません。
和紙造形も伝統的な紙漉きも基本的な原料は同じです。
どちらも和紙ができます。(当たり前ですが…)
違うのは大きく2つです。
目次
① 道具
伝統的な紙漉き→大きな漉き舟に漉き簀と桁
和紙造形→プラ舟に簀やボールなど
② 漉き方
伝統的な紙漉き→紙料をすくって前後左右に揺すり、求める厚さになるまですくっては揺する。
和紙造形→簀を固定し繊維を流し込む
和紙造形は染色した素材を何種類か使って和紙を作っていくこともあり、
この方法が色や形を漉き込みやすいのです。
こうすることで、色の使い分けが楽チンです。
広い場所や大掛かりな道具を必要としないので
自宅のキッチンやダイニングで簡単に揃えられる道具で
気軽に紙漉きを楽しむことができる。
それがつむぐ和紙屋の提供する「和紙ART」です
伝統的な紙漉きも趣きがあっていい
新しい紙漉き、和紙造形も手軽でいい